ミユキクラフツスーツ札幌店
8月休業日のお知らせです。
8月13日~17日まで休業日とさせて頂きます。
皆様には、ご迷惑ご不便をおかけいたしますが
ご了承のほどお願いいたします。
暑い日が続いていますが、皆様お体に気を付けてお過ごしください。
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ミユキクラフツスーツ札幌店
8月休業日のお知らせです。
皆様には、ご迷惑ご不便をおかけいたしますが
ご了承のほどお願いいたします。
暑い日が続いていますが、皆様お体に気を付けてお過ごしください。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
パルテンツァ札幌店でございます。
今回のブログは「サローネ・パルテンツァ」アニバーサリーセールのご案内になります。
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
皆様のご愛顧により、「サローネ・パルテンツァ」は2022年2月に10周年を迎えることができます。
これもひとえに皆様のお陰と深く感謝申し上げます。
さて、この度弊店では10周年を記念致しまして、
2月19日まで“10th AnniversarySale”を行います。
(対象の在庫が無くなり次第終了終了致します)
セールの内容としましては以下になります。
上記3点のいずれかをお付けいたします。
なお、一部対象外の商品もございますので、予めご了承ください。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
サローネ・パルテンツァ札幌店では只今、”事前予約制”となっております。
ご予約は当店ホームページの「予約」ページよりご希望の日時を選択の上ご予約のほどよろしくお願いいたします。
お電話でもご予約お受けしております。
また、ご予約なしのご来店の際は、お待ち頂く場合もございます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。
皆様、新年いかがお過ごしでしょうか?
私はお正月おいしいものを食べ過ぎてしまい、
体重が少し増えてしまいました...。
と、そんな話は置いておいて、
皆様、改めまして2022年もよろしくお願いいたします。
パルテンツァ札幌店がお送りするスーツの豆知識ブログでございます。
本日の豆知識はスーツの「ベント」(後ろのデザイン)についてお話ししていきます。
これを読めばスーツを購入する時の迷いがなくなります。
スーツにおいてベント(後ろのデザイン)は好みがわかれるディテールの一つです。
ベントというのは上衣後ろの割れている部分のことを指します。
既製品を取り扱うスーツ店はセンターベントが多い印象です。
(これはスーツを在庫として大量に仕入れないといけない為、工程数が少ないセンターベントを使用しているという説もあります。)
種類としては
さて、一体なにが違うのでしょうか。
センターベントというデザインは上の写真のように真ん中に切れ込みが入っているデザインのことです。
この形は皆様よくご覧になると思います。
このようなデザインの始まりはどういったものなのか。
ベントの起源を知るにはスーツの起源を語らなければなりません。
スーツは16世紀の英国の農民服である「フロック」から生まれました。
もともとはベントなどの”機能的”なデザインはありませんでした。
宜しいですか?
「機能的」
これを覚えておいて下さい。
話を戻しますと、
センターベントというものは貴族が乗馬をするときに
乗馬しやすいようにデザインされたものです。
つまり、”機能的”に作られたということです。
おおっと、こんな早い伏線回収は面白くありませんか?
文章構造に関しましては日々研究中であります。
上の写真をご覧ください。
後ろの両端切れ目部分が浮いているのがわかると思います。
スーツの後ろの両端が切れているデザインを「サイドベンツ」と言います。
前項で書きました、農民服は貴族だけではなく
軍服としても着られるようになりました。
その時に、兵隊はサーベルを帯刀していましたが
ここでも帯刀し易いように”機能的”に洋服の両サイドを切りました。
ここでも機能的に取り入れられたデザインが後世に続くデザインとなったのです。
上の画像は、タキシードの後ろデザインでございます。
こちらはベントがありません。
なぜならば、「機能性が必要ないから」です。
タキシードについては別ブログをご覧ください。↓
タキシードという装いは夜間の正礼服でございます。
つまり、夜間(ディナー、パーティーなど)に帯刀する人も馬に乗る人もいなかったということです。
このことから、ベントはつけられませんでした。
さて、本題である「ベントの選び方」です。
ベントの選び方は私としては2種類あると考えております。
この2つです。
これまで幾度となく”機能性”という言葉が出てきましたが
現代では帯刀する場面も乗馬する場面もありません。
ベントの選択は上記の2パターンになると思います。
スーツのデザインから選ぶ方法は
着丈が長いか、短いかです。
上衣の着丈の基準は首衿からかかとの先の長さの半分です。
首衿からかかとの先までの長さが150㎝とするとスーツの上衣の丈は75cmとなるのです。これが基準となります。
この基準を考え、流行を読み短くするのかを考えていきます。
とどのつまり、上衣の丈を短くするのであれば”センターベント”の方がスタイリッシュに見え、格好良くなります。
サイドベンツは重厚感、優雅さが出て、雰囲気もどこか落ち着いたものになりますので上衣が基準の長さのスーツに合います。
ファッション性で選ぶという方法は
その時代ごとの流行でベントの種類を選択するという方法です。
今はサイドベンツが流行っているからサイドを選ぶ
センターベントが流行っているからセンターを選ぶといったように
流行を知り、デザインを決める方法も一つです。
いかがでしたでしょうか。
ベントの選び方を書いていきました。
最後に全体のまとめですが
最終的にはご自身のお好みで選択するのが良しとされておりますが
その中でもそれぞれの特徴を知っておくと選びやすくなります。
ぜひ、今回のブログを参考にして世界で一つのスーツを仕立ててみるのはいかがでしょうか。
ご愛読ありがとうございました。
サローネ・パルテンツァ札幌店では只今、”事前予約制”となっております。
ご予約は当店ホームページの「予約」ページよりご希望の日時を選択の上ご予約のほどよろしくお願いいたします。
お電話でもご予約お受けしております。
また、ご予約なしのご来店の際は、お待ち頂く場合もございます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。