仕立について 袖編

こんにちは。
パルテンツァ大阪の岩元でございます。
 
 
大阪の本町は梅雨のようなじめじめした雨の日が続いています。
最近カラッとした晴天を見たのはいつでしょうか。。。
それでも季節は徐々にでも進んでいくわけで、冬物のオーダーも少しずつ増えてまいりました。
 
 
さて、本日は仕立の話でもしてみようかと思います。
 
 
袖山の処理の仕方ひとつでスーツの雰囲気が変わるのをご存じでしょうか?
袖山とは身頃の肩の部分と袖の一番上の部分がくっついているとこです。
 
 
割り、片倒し、半片倒し、シャツ袖(カミ―チャ)、雨降り袖(ピオッジャ)などなど処理の仕方はいくつかあります。
 
 
全てはご紹介出来ないですが3つほどご紹介します。
 
 
既製品でもオーダーでも一番多いのは割りで処理しているものが多いかと思います。
普遍的な雰囲気で安心感のある仕立方ですね。
 

 
そして身頃側への片倒し。
雰囲気はイタリアンな仕上がりの傾向が強くなるかと思います。
 

 
次は割りで雨降り袖。
リラックスした雰囲気を漂わせているかと思います。
これは肩パットも垂れ綿も入れていません。
 

 
日本だと袖山にシワが入ることを嫌う方や、不良品だと仰られる方もいらっしゃいます。
逆にピオッジャのようなシワ感を楽しむ方もいらっしゃいます。
一人一人がそれぞれ個性があるように、スーツにもそれぞれ個性があります。
ブランドや仕立職人によっても仕立の個性が出ます。
服を装うことは毎日の習慣で、その日その日着る服には作り手の何かしらの意図があり想いがあると思います。
そんなことを少しだけも意識して服を着ると、服を選ぶこと装うことが楽しくなってくるはずです。
 
今回の袖山編は見た目ついてだけサラッと触れましたが、仕立方云々は長くなるのでやめときます。笑
また今後仕立の何かしらについて書こうと思います。
 
 
 
最後に少しだけ告知です。
 
 
10月に英国生地ばかりを集めたフェアーを開催予定です。
また詳細はブログにてアップします。