月別アーカイブ: 2016年9月

仕立について 袖編

こんにちは。
パルテンツァ大阪の岩元でございます。
 
 
大阪の本町は梅雨のようなじめじめした雨の日が続いています。
最近カラッとした晴天を見たのはいつでしょうか。。。
それでも季節は徐々にでも進んでいくわけで、冬物のオーダーも少しずつ増えてまいりました。
 
 
さて、本日は仕立の話でもしてみようかと思います。
 
 
袖山の処理の仕方ひとつでスーツの雰囲気が変わるのをご存じでしょうか?
袖山とは身頃の肩の部分と袖の一番上の部分がくっついているとこです。
 
 
割り、片倒し、半片倒し、シャツ袖(カミ―チャ)、雨降り袖(ピオッジャ)などなど処理の仕方はいくつかあります。
 
 
全てはご紹介出来ないですが3つほどご紹介します。
 
 
既製品でもオーダーでも一番多いのは割りで処理しているものが多いかと思います。
普遍的な雰囲気で安心感のある仕立方ですね。
 

 
そして身頃側への片倒し。
雰囲気はイタリアンな仕上がりの傾向が強くなるかと思います。
 

 
次は割りで雨降り袖。
リラックスした雰囲気を漂わせているかと思います。
これは肩パットも垂れ綿も入れていません。
 

 
日本だと袖山にシワが入ることを嫌う方や、不良品だと仰られる方もいらっしゃいます。
逆にピオッジャのようなシワ感を楽しむ方もいらっしゃいます。
一人一人がそれぞれ個性があるように、スーツにもそれぞれ個性があります。
ブランドや仕立職人によっても仕立の個性が出ます。
服を装うことは毎日の習慣で、その日その日着る服には作り手の何かしらの意図があり想いがあると思います。
そんなことを少しだけも意識して服を着ると、服を選ぶこと装うことが楽しくなってくるはずです。
 
今回の袖山編は見た目ついてだけサラッと触れましたが、仕立方云々は長くなるのでやめときます。笑
また今後仕立の何かしらについて書こうと思います。
 
 
 
最後に少しだけ告知です。
 
 
10月に英国生地ばかりを集めたフェアーを開催予定です。
また詳細はブログにてアップします。
 

ナッピングウール

ナッピングウール

秋分の日も過ぎ、暦の上では秋ですが、
すっきりしない秋空が続いていますね。

そろそろコートのオーダーをするのに、
良い時期になってまいりましたので
コートに最適な新作生地をご紹介させて頂きます。

コート01.jpeg

こちらの生地「ナッピングウール」は、通称カセンティーノといわれ
イタリアのトスカーナ地方で古くから織られている伝統的な
織物を再現しています。

コート03.jpeg

独特の毛玉が特徴で、元々はハンターや羊飼いの人々が
服を木の枝などに引っ掛けたとき、キズが目立たないように
最初から生地の毛足をカールさせて仕上げたことに由来します。
また、この毛玉が空気を含み外気を遮断するので、
暖かいという特徴もあります。
素材感を楽しんでいただける生地に仕上がっています。

コート04.jpeg

色はキャメルと紺の二色で展開、
コートやジャケットにいかがでしょうか?

コートお仕立て上がり 69,000円(税別)
ジャケットお仕立上がり 58,000円(税別)

ご来店、お待ちしております。

磨いてますか?

こんにちは。
パルテンツァ大阪の岩元でございます。
 
 
今日はスーツの話ではなく、紳士の装いにおいて最も重要と言って過言ではない「靴」について書きたいと思います。
 
 
以前にスーツを着る上で最も重要なのはサイズだと書きました。
 
 
それと同じくらい私が重要だと考えている靴。
 
 
何が大事かと言いますと、
 
・綺麗に手入れされているかどうか?
 
です。
 
 
靴の製法やデザインのことまで書くと長くなってしまいますのでそこは省きます。
 
 
街を歩くときに仕事柄、道行く男性のスーツをじろじろと見てしまうのですが、
その時に足元も見てしまいます。
靴が全く手入れされておらず革がカサカサになっていたり、爪先が傷だらけだったり、踵が大きくすり減っていたり、、、
ひどい方だと革靴の踵を踏みつぶしていたり、、、
という方を多々見かけます。
 
 
これではどれだけ良いスーツを着ていても台無しですよね。
 
 
1日働いて帰宅してくたくたで靴を磨く余裕なんて、、、という方もいらっしゃるかとは思います。
 
 
しかし、1日歩きまわって靴もくたびれています!
靴に対する愛が有るか否か。
 
 
脱いだ後シューキーパー(シューツリー)を入れて軽くブラッシングするだけでも見た目の綺麗さは全く変わってきます。
 
 
少なくとも週に1度くらいはクリームを使って保湿、栄養補給をさせてあげると靴自体の寿命も大きく伸びます。
 
 
よく言われていることですが、有名なホテルのホテルマンや高級な品物を扱うお店の方々はまず足元を見ると言います。
靴を見ただけでその人がどんな人か、どんなサービスを求めているのかを判断するのです。
 
 
高い靴を履けばいいというのではなく、手入れがされているかどうかです。
 
 
靴のお手入れグッズは靴売り場の脇や、東急ハンズやロフトなどのシューケアグッズのコーナーに一通りセットになったものも売っています。
まずはそのセットを利用して自分の好みの磨き方を見つけていけば、段々と靴磨きが楽しくなってくることと思います。
 
 
ちなみにですが、こんな偉そうなことを書いている私の足下ですが
 

 
もちろんしっかりと手入れしてます。
爪先はワックスでポリッシュして光らせてます。
 
 
もう少しアップで
 
 

 
綺麗な靴は履いていてもとても気分がいいですからね!
磨いた翌日に電車内で踏まれたりするとかなりショックです。笑
 
 
ぜひ皆様も愛靴を可愛がってあげてくださいませ。
 
 
「お洒落は足もとから」
 
 
です!
 
 
また靴のデザインについてもいずれ書きたいと思います。
本日もここまで御覧いただき誠にありがとうございました。
 

雑誌掲載 Men’s Ex

東京は台風の影響で、
雨が降ったり止んだりと時間ごとに変化する
予想がつかない天気が続いております。
スーツのプリーツは大丈夫ですか?

先日発売のMen’s Ex 10月号に当店のスーツが
紹介されました!

今回掲載頂いたスーツは
御幸毛織「クラシックフランネル」で仕立てた三つ揃えです。
生地は標準の番手ではなく、あえて52異番手を使用しております。
この52異番手は職人がもっとも縫いやすいとされる番手で、
別名サヴィルロウヤーンカウントとも言われています。

1609084
スリーピーススーツ     お仕立て上がり 99,000円(税別)

このクラシックな装いいかがでしょうか?
色柄も数点揃えておりますので、是非、
このクラシックな生地を使って、旬のプリーツパンツで
一着お仕立てしてみませんか?

ご来店お待ちしております。